境内散歩
御神木
- サワラ(ひの木科)樹齢500有余年 北上市保存木 落雷により空洞ができて東側に傾いている。
西側石鳥居 奥が参集殿と神符頒布所 祈祷受付所
西神門 奥に見えるお社は、末社 秋葉神社です。
表参道両部赤鳥居の前の狛犬は、昭和17年9月7日例祭日に、黒沢尻町新町の吉野正治郎氏が、家運長久・大東亜戦捷(せんしょう)祈願として奉納されている。
騎馬した武者姿は楠木正成(くすのきまさしげ)」で、言い伝えによると、この石造は旧黒沢尻小学校の校庭にあったが、戦後を機に誰かが安全な場所として境内に運んだといわれている。
楠木正成とは、南北朝時代の武将、河内の豪族。元弘1年(1331年)後醍醐天皇の幕府討伐(足利幕府)に参加。一時は足利尊氏を追討したが、再挙した尊氏の大軍と湊川で奮戦、敗死する。天皇に忠誠を尽くした武将であった。
この題名額は、北上市の神輿団体「北上剣舞神輿 北神會」が、御鎮座千二百年記念として平成20年に奉納された。
この会は、御神輿を担ぐ事はもとより、北上市地域住民の互助と親睦をはかると共に、健全で文化的な町造りを目的とし、市内はもとより、岩手県内外、広範多岐にわたる活動を行っている。
行茶記念碑
昭和51年6月北上市皇風煎茶静光会会長田村静光担当にて、北上市民会館・ホテル花巻を会場に全国の同門二百余名の参加で、皇風煎茶みちのく全国大会が開催される。この年参集殿を新築している。
大会中に行茶記念碑建立が森下邦堂宗匠より提案され、平成元年5月に建立。
茶碗塚
北上市茶道協会 田村千代 阿部 本 吉田利季 山内 愛 門脇ミサヨ 佐々木シゲ(敬称略)他165名の会員の寄付により、同協会10周年を記念して平成元年建立。
毎年4月上旬には塚の前で、平和の道しるべと茶道の精進を誓い献茶の後、総会が参集殿で行われている。秋には北陽会が献茶をしている。